パンダ

  • 2010/06/08(火) 21:36:28

今日は仕事中に突然こんなクルマが入庫してきた。


 FIAT PANDA 



うちの会社には珍しいイタリア車。
う〜ん、私の知ってる限り(もう勤めて13年になるが・・・・)パンダの入庫は初めてだ。

1988年式のセレクタ 左ハンドル




入庫の理由はいたって分かりやすい。



エンジンがかからず!!




っていうことで取引先のとある業者さんが積載車で持って来られました。


※ここの業者さんですが、こんな感じでちょくちょく色んな外車を突然持ってくるんです。


今回の場合「イタ車」なのでもちろん私の出番。会社の人たちもみんな分かってます。ヨーロッパ系はもちろん、イタ車ならヤツに任せとけ!ってな具合で(笑)

中々こんなサプライズはありません!これ以上楽しい仕事がほかにありますか!?っていうくらいウキウキ・ワクワクですよ。
私がイタ車を見るなんてただの趣味ですよ。それにまだお金(給料)もらえるんですから・・・・・考えただけで顔がニヤつきます。

でも、それも一瞬で終わりましたが・・・・・残念。




どうして一瞬で残念?かというと・・・・




この型のパンダで、エンジン始動不良といえば・・・・・

燃料ポンプかそのリレーの故障っていうのが定番。クルマを実際に見る前から大体想像はついてしまう。


が、



まぁ、何はともあれセルを回してみる。

キュルキュルキュルキュル・・・・・・


セルは元気よく回るが初爆は全くなし。


次は耳を澄まして、キーONで燃料ポンプの作動音を聞いて見る。


「ガチャッ」(キーを一段ひねって、ONにする音)

「し〜〜〜〜〜ん」(何の音もしない・・・・)



ほら!


燃料ポンプかリレーだな。


燃料ポンプのコネクターを外して、テスターで通電してるかチェックしてみるが完全に電気が来ていないわけではないが明らかに弱い。

(パンダはリヤシート上げるとすぐに燃料タンクのポンプ(インタンク式)にアクセスできるので、先にこちらを見た)

リレーが焼けてるっていうやつだな。

もうこの時点で故障原因は判明。ほぼ仕事も終了である。



このパンダの場合、燃料ポンプのリレーの隣にインジェクションのリレーがついているので・・・・・

エンジンルーム内、バッテリー手前の黒い箱



この黒い箱を開けると・・・・


リレーとヒューズがあります



この二つのリレーは全く同じものでそれぞれを入れ替えて見る。
ちなみにこの写真を見て右側が燃料ポンプリレー



キーONにすると・・・・


「ウィーーーーン」(燃料ポンプ作動音が約5秒ほど聞こえる)


セルを回すと・・・・

「キュルキュルキュルッッッブルウォンッ!!」


はい。エンジンかかりました!


ま、実際ここまで5分か10分ほどです。


楽しんでいる暇もなく一瞬で「仕事」は終わりました




リレーの価格を調べて見積もりして連絡し交換となりましたが・・・・

部品の入荷が2〜3日かかるらしく預かりとなりました。



定番中の定番だったので本当に一瞬のうちに分かってしまいましたが、パンダ自体はうちの工場では初めての入庫なのに、なんでそんなに慣れた感じですぐに直ったの?ってな感じでみんなに見られました。


イタリア車大好きな私だからで〜す!!

っと言いたいところですね。



一応、この状態で試運転に行きましたが大丈夫でした。

しかし、パンダ セレクタ(ECVTなのですがスバルのものです)の左ハンドル初めて乗りましたが十分楽しいですね。M/Tじゃなくても良いです。

やっぱりいい車です。この型のパンダ。
本気で乗りたい、乗ろうかなって思ってた時期ありましたけど・・・・・

やっぱり乗りたい!!


こんなに底なしに楽しいクルマそうそうないでしょ!!

ジウジアーロデザインのイタリア大衆車の傑作ですよ。やはり一度は乗っておいたら良かったと改めて思いました。

でも、大衆車がこれほど楽しいクルマっていったいどんな国だ!って思いますがそんなところがまさしくイタリアなんですよね。やはりラテン系、最高!!


今からでも乗ろうと思えば乗れるかもしれませんが・・・・・


先月、クルマ買ったことですよ〜〜〜〜!(笑)


クルマ買い換える前なら気が変わってたかもしれないですね。冗談抜きで!?



こんな感じでもっともっとイタ車サプライズ起こらないかなぁ!


ある日突然、ムルシエラゴLP670−4SVが入庫してくるとか・・・・

ある日突然、599GTOが入庫してくるとか・・・・




夢でもなさそうだな・・・・・・。

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この記事に対するコメント

珍客が来ましたね

パンダですか・・・・
名前は聞いたことありますし、写真等では見たことありますけど・・・実物を見たことはないですね。

エンジンが始動しないって・・・
素人から見たらかなりパニックなんですけど原因はこうやっていたって簡単なこともあるのですね。
まぁ・・・我々素人からして最悪なケースといえば・・・
なかなかエンジン始動しないくせに、整備に持っていったら何気なく動いてしまう・・・
何の物理的根拠もないはずなのにこういうケースが多い・・・
「こうやってセルを回しても・・・あれ?動いた」みたいなケース・・・・
あれは焦るのですよ・・・実は。

>lucinoさん

まぁ、今回のパンダに関しては私がたまたま大のイタ車好きだったので、よくあるトラブルやありがちな故障を「個人的に」詳しく知っていただけのことですよ。
いくら一流の整備士でも一度も入庫した事のない外車の修理はなかなか難しいんですよ。ましてやリレーの位置やそれらの互換性なんか国産しか経験のない人には絶対分かりませんからね。ほんと趣味が仕事に役に立った!って感じでした。
だから私だって「アメ車」なんかがもし入庫してきたら困りますね。経験ないし、興味もないからどちらかといえば触りたくない・・・・・・整備士が言ってはいけないかもですが(笑)

でも、クルマって本当に正直ですからきちんと接すれば素直に応えてくれますよ。
もちろん例外もいてますけどね!?

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