伝説の1台!!

  • 2010/06/11(金) 13:28:24

本屋さんに注文していた「あるもの」がやっと入荷し手に入りました!



それはっ・・・・


これ!DVDブック



何の本?DVD?かというと、スーパーカーの月刊誌「ROSSO」のDVDマガジンです。

今回が創刊号でその特集がなんと!!


Ferrari F40 Competizione 




このマシン、きっちりと説明しなくてはならない特別な1台なのだが本当にきっちり説明すると何日かかるか分からない・・・・・・
もっと言うと何年かかっても説明しきれない分からない部分もある・・・・・

そんな1台なんです。

歴代の市販フェラーリの中でも特別なクルマで、40周年を記念して作られたエンツォ最後の遺作となった限定モデルであり世界中のフェラリスタが崇める永遠のカリスマ「F40」。

そのただでさえ特別なフェラーリF40の中でもレース参戦目的に製作された「F40LM」や発展型の「F40GT」「F40GTE」はル・マンや世界各地で行われていたGT選手権に長年にわたり出場していたので、テレビや雑誌なので取り上げられて有名だし、実際に私たちの記憶にも残っている。


だが!


この「コンペティツオーネ」、いったいどれだけの人がどこまでちゃんと知ってるか?と言うと意外とほとんどの人がなんとなくしか知らない!のである。


何を隠そう(別に隠してないし、自慢するわけじゃないけど)、F40が大好き私も詳しく知らなかったのである(笑)

ただ、F40コンペティツオーネというマシンが10数台存在してるっていうのはもちろん知ってますよ。今から約19年前に製作された当時、私は高校生でしたが登場したときのことリアルタイムで覚えてます。


では、この特別なマシンのことがなぜ今まで世間にあまり知られることなく「謎に包まれた伝説のマシン」となったか?


それは、当時ル・マンなどにフェラーリで参戦していた「フェラーリ・フランス」チームが、とある新たに計画されていたレースカテゴリーに参戦するためにフェラーリ本社に依頼してミケロット社とともにF40をベースにそのレギュレーションにあったレーシングマシンとして「F40LM」を作り上げたのだが、その新レースカテゴリーに参戦するチームがフェラーリ・フランス以外に現れることがなく!?そのカテゴリーが中止となったのである。

その後このマシンはIMSAシリーズに参戦し結果を残したものの、資金難等の問題で参戦はなくなった。

そこで「F40LM」はもう終わり。
F40LMの記念碑的モデルとして、フェラーリ社が決めた一流コレクターのためだけに公式レースに参戦しないサーキット専用車として「F40コンペティツオーネ」をミケロット社と10台のみ製作した。

1991年東京モーターショーでデビューしたF40コンペティツオーネ、日本にはコーンズを介してあの「松田コレクション」に1台のみ割り当てられた。

その後、あまりにも熱心な顧客のリクエストが世界中からあり、5台+αが追加製作された。

しかし当時はコレクターズマシンと言うことで東京モーターショー以後あまり取りざたされることはなかった。
ただ「あまりなかった」と言うことは一応「あった」ということでもある。

それは、当時の「カーグラフィックTV」でこのコンペティツオーネは田辺氏のドライブによってサーキットを走った。
ただし5速ノンシンクロの780PSのモンスターマシンを全開走行出来るはずもなく、軽〜く、本当に街乗り程度に軽〜〜く流した程度だったが、それを私はビデオに撮って何度も見たのを覚えている。

それ以外はテレビも雑誌でもほとんど見かける機会はなく、おそらく16台製作されたであろう(このあたりもはっきりしていない謎である)「F40コンペティツオーネ」はどれほどの実力を持ったマシンなのかもテストされることなくあくまでコレクターズアイテムとして闇に眠ったまま、色んな謎のままとなってしまっていた。
また途中で名前が「F40コンペティツオーネ」から「F40LMカスタマーズ・バージョン」と変わったりもした。もう、とっくに生産が終了している自動車メーカーが作った正規のクルマの名前が変わるって事ほかにありますか?聞いたことないですよね。
その辺も「謎」に拍車をかけることになっていたのかも知れません。

最初10台だったうちの1台が日本に割り当てられたのだが、後の追加製作された5台+αのうちの1台が日本にやってきた。
それがこの写真のマシン、そのもの。
しかもこのマシンはF40コンペティツオーネ最後の1台で、シャシーナンバーも「99401」というもっとも若い番号で有名な1台。長い間日本のあるところに眠っていたのだが、去年発掘されたという、またもや「謎」なマシンなのだ。しかも眠っていたと言うこともあり新車に近いコンディションで貴重なものだ。

それがオーナーの要望で一般道の走行を念頭においているということで足廻りを中心に整備され、今回この企画ですべてが明らかにされることになったのだ。

とにかく長〜くなってしまったが、そんな経歴のあるこのマシンを富士スピードウェイでプロ・レーシングドライバーである桧井保孝による全開インプレッションを収めたDVDがこれなんです。





今年の3月に最高の天候の中で収録された模様。





車内にカメラが数台設置され、桧井選手のハンドルさばき・アクセルブレーキワーク等、全開映像が一周丸まる見れます!





雑誌だけなら全く分からない、マシンの挙動や音が鳥肌ものです。
もちろん大音量で全開アタックを官能しました。


このDVDはフェラリストだけじゃなく、スーパーカーファンだれもが知りたかった・見たかった映像だと思います。世界的にもほかにないと思います。


19年が経った今、解き放たれた780PS。
異常なまでに強烈な恐ろしいほどのオーラをまとうF40コンペティツオーネ。
「最凶」と言われるゆえんが分かった気がした。


益々、引き込まれて行きます・・・・・・。

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この記事に対するコメント

ど素人ですが・・・・

今まで、まさあーとさんの素晴らしいフェラーリ写真なども見せてもらいましたが・・・

やはりF40が最高ですね。
ホント、最近情報が入らないほどになっちゃいましたが・・・・
私の中ではF40は素人ながら最高傑作だと思います。やはり威厳が違います。
一度でいいから実物を見たいです。

>lucinoさん

F40・・・・最高ですよね!
ストラダーレ(ノーマル市販モデル・ストリートモデル)のいわゆる通常版のF40は限定でありながら異例に多く生産されたので世界中にあり、もちろん、ここ日本には当時バブルの真っ只中と言う事も重なってかなりの台数が入ってきています。だから、日本では今でもあちこちにありますよ。もう20年以上経ったせいで最近はこれといって情報はないかもしれませんが、通常のF40はもう「普通」となってしまってる感はあります。
ただ、今回のコンペティツオーネは特別の中の特別ですが、他にもLMとかGTE等のF40はまだまだ知りたい事がたくさんあって計り知れない魅力でいっぱいですね。

ちなみにワタクシ、ノーマルのF40のドライバーズシートには座った事ありますよ! プラス、ナンバー登録されていないF40LMを岡山国際サーキットに見に行きました。全開走行するF40LMをホームストレートのコンクリートウォール!!から見て驚愕した事は忘れられません。
今後、益々F40はカリスマ度が上がって伝説のマシンとして歴史に残る事と思います。

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